「商品レビュー」これは凄いぞ!!ランニングシューズ・アシックス『ターサージール5』
2016年11月に発売になったアシックスのランニングシューズ『ターサージール5』のワイドサイズを購入しました。
僕にとって硬すぎると感じてて歴代のターサージールシリーズは敬遠してました。
ただしトレーニングモデルのTSシリーズはアウトソールにデュオソールとラバーソールの両方を使っています。そのお陰で着地の当たりがマイルドなのでジールTS2と3は現在も愛用してます。
新モデルのジール5にはアシックスが新しく開発したフライトフォーム(Flyte Foam)という素材をミッドソールに採用してます。
このフライトフォーム(Flyte Foam)という素材は軽くてクッション性が良く耐久性も高いそうです。
3月のフルマラソン(能登和倉万葉の里マラソン)向けのシューズをどうするか迷っていたところに白羽の矢が立ったのが『ターサージール5』なのです。
Amazonのカスタマーレビューや購入した方のブログでの評価が非常に高いのとちょうどAmazonでシューズの10%オフキャンペーンをやっていて最新モデルなのに送料、税込みで1万円以下で購入出来るとあってポチってしまいました。
開封の儀
まずは開封の儀から!!
到着して箱から出す瞬間のワクワク感ってたまりません!
僕はアシックスのランニングシューズはだいたいワイドサイズを買ってます。ラスト(足型)によってはノーマルサイズでも良い場合もあります。
じゃ~ん!!おでましです。
これが新たに採用になったフライトフォーム(Flyte Foam)です。
シューズの各部名称
詳しい説明の前にシューズの各部分の名称のおさらい。
アッパー
シューズの甲の部分全体の総称です。
ヒール
かかと部分のことです。
アウトソール
地面と接地する部分のソールのことです。
ミッドソール
アウトソールとアッパーとの間に挟まれている中間のソールのことです。
商品情報
生産国
中国
サイズ
24.5~29.0cm
アッパー素材
本体=合成繊維製(ラッセル構造)
補強=人工皮革製
アウター素材
合成底(ウレタン)+ゴム底
その他
インナーソール/ 取り替え式(SpEVA)
商品スペック
重さ
サイズが27cmのワイドサイズで170gちょうどです。
ターサージールは初めてなので歴代のモデルとの比較が出来ませんが調べてみると25.5cmの場合だと歴代のターサージールで最軽量だということです。
・ターサージール5(25.5cm)153g
・ターサージール4(25.5cm)158g
・ターサージール3(25.5cm)155g
アウトーソール
アウトソールには軽量の基布にウレタン材のトレッド(車のタイヤの模様)を配した「デュオソール」を採用してます。これは歴代のターサージールと同じです。
このソールは路面へのグリップ力に優れているので、スピードの切り替えに素早く対応できます。
個人的にはデュオソールってあまり好きではありません。舗装路で走るとジャリジャリと引っかかる感じが嫌なんです。
ジールのTSみたいに部分的に使っている方が好きです。
各部位のサイズ
ソールの厚さはヒール部分で約2.3cm、拇指球のあたりで約1.3cm
ヒールの高さは上部の凹んだところで9.6cm
ここから見ると一目瞭然ですがかかと部分のミッドソールは歴代のターサージールに比べドッシリとしてます。
感想
ターサージール5の感想の前に、まず僕の走力と身体データから。
フルマラソンの自己ベストの3時間22分は2013年のタイムなので参考にはならないと思います。
最近フルマラソンを走ってないので直近のレースタイムが昨年11月の10kmレースのタイムが42分11秒でした。
そして現在のVDOT指数が50なので次のペースで練習してます。
Eペース(ジョグ)キロ4分56秒~5分34秒
Mペース(マラソン)キロ4分31秒
Tペース(LT:閾値)キロ4分15秒
Iペース(インターバル)キロ3分55秒
Rペース(レペティショントレーニング)キロ3分35秒
VDOT指数が50の場合の予想されるフルマラソンのタイムは3時間10分45秒になります。
体重が59kg、身長は180cmです。
この走力と身体データでの僕の感想です。
インプレではEペース(ジョグ)キロ5分で10km、Tペース(LT:閾値)キロ4分15秒で10分、Iペース(インターバル)キロ3分55秒で1000mを5本、Rペース(レペティショントレーニング)キロ3分35秒で400mを10本をやってみました。
このシューズはフルマラソンを3時間程度で走る人を想定してるそうです。
僕の走力では想定よりも少し遅い部類に入ります。
まずシューズに足を入れて走り始めの10歩目くらいで「え!なにこれ!!」
今までのシューズにない感覚に驚きました。
一言で言うなら軽やか。
重量の軽さはもちろんのこと、走りも非常に軽いので重量バランスが、かなりいいと思います。
Eペース(ジョグ)キロ5分ではフライトフォーム(Flyte Foam)のクッション性の良さが際立ち拇指球部分の当たりがマイルドでとても気持ち良く走れました。
こんどはサブ3ペースのTペース(LT:閾値)キロ4分15秒で10分走をやってみました。。
このペースがこのシューズが想定してるド真ん中のペースだけあって路面をしっかり捉えグイグイ走れます。
キロ5分では感じられなかった反発力とグリップ力、ミッドソールに採用されているフライトフォーム(Flyte Foam)の柔らかさに起因していると思われるソール全体のしなやかさは素晴らしいです。
さらにペースを上げてIペース(インターバル)キロ3分55秒で1000mを5本、Rペース(レペティショントレーニング)キロ3分35秒で400mを10本をやってみましたがアッパーの剛性の高さ、ヒールカップのホールド感の良さもあって余裕でこなせるレベルです。
まとめ
このシューズの守備範囲の広さに脱帽です。
キロ3分30秒~5分30秒くらいの広いレンジのペースをカバー出来ると思います。
レースの勝負シューズだけでなく通常の練習にも使えると思います。
歴代のターサージールは固くて練習で長い距離を走ると故障すると思ってましたがターサージール5ではそのリスクもかなり軽減したと思います。
これは買い!!ですね!
3月の能登和倉万葉の里マラソンではターサージール5で自己ベスト更新を狙います!!