2018尾瀬岩鞍バーティカルキロメータ完走記
2018年10月14日(日)に群馬県片品村の尾瀬岩倉ホワイトワールド(スキー場)で開催された尾瀬岩倉バーティカルキロメータレースのエキスパートコースに参加してきました。
結果
エキスパートコース(5km 1000mD+)は2018スカイランナージャパンシリーズのバーティカルキロメータの最終戦(全5戦)と言うこともあり全国から強者達が集結し、とてもレベルの高いレースでした。
記録:1時間0分0秒
男子総合順位 66位/133人
年代別(マスターズ50歳代) 5位
昨年のタイムが1時間3分だったので今年の目標は1時間切りでした。
手元の時計ではギリギリ1時間切りを達成してたのでとりあえず目標達成ということで勘弁して下さい(笑
昨年はマスターズ50歳代の3位のタイムが1時間1分だったので1時間切りで入賞圏内(3位までが入賞)かなと思ってましたが今年は更にレベルアップしていて1位が近江さんの50分53秒(総合30位)、2位が小林さんの55分58秒(総合50位)、3位が岩楯さんの56分36秒(総合54位)でした。
ちなみに昨年の1位は岩楯さんでタイムが58分でした。
今年も入賞を逃し残念でしたが現在の自分の力を出し切ることは出来ました。
来年は56分切りを目指して頑張ります!!
まだまだレベルアップしないとダメニャー
コース概要
このコースはシリーズ全5戦中、唯一のスキー場のゲレンデコースです。
麓のゴンドラ始発駅前からスタートしゴンドラ山頂駅横がゴールです。
登山道と違いつづら折りなど一切なく勾配のきつい直登と直下りのみです。
直登と直下りって言うのが一番きつい!!
僕が参加したエキスパートコースは標高差を稼ぐために下りが2回あります。
スタートしてから約1.5kmちょっとで標高差400mほど登るのが最初の坂です。
次に登ったところから一気に標高差200mほど下ります。
この下りがかなりのくせ者です。
草で滑る上にガタガタですから。
下った後の登り返しが2回目の坂です。
この坂の最後にジャイアントウォールと命名された45~50度くらいある壁のような激坂が待ち構えてます。
ジャイアントウォールを登りきると2回目の下りで標高差100mほど下り最後の坂で1kmで標高差300m登ってフィニッシュと言う攻略がとても難しいコースです。
レース展開
スタート順は女子からスタートして男子へと続きます。
昨年のタイムなどを考慮してゴールタイムの遅い順に1人づつ20秒おきにスタートします。
今年は男子の17番目で11時12分20秒のスタートでした。
11時11分にスタートした昨年マスターズ50歳代1位だった岩楯さんが見える範囲内にいたのでスタート時の距離差をキープすべくロックオン!!
離されることなくゴール出来れば入賞の可能性がありますからね。
ところが最初の坂でどんどん距離差が広がっていきます。
僕が走れなかったところも岩楯さんは軽快に走っていてスピード感が全然違います。
みるみるうちに見えなくなってしまいました。
こうなったら順位よりもタイムです。
どうしても昨年の自分を超えたかったのでペースを落とさないように頑張るだけです。
昨年の自分を超える
↑↑↑
これは50歳代になって特に意識してる事です。
加齢が原因で遅くなるって悲しいですし常に進化し続けたいと思っているので。
最初の坂をクリアすると苦手な長い下り坂です。
ここで飛ばし過ぎると太ももが終わってしまい後半撃沈するのがオチなんでおさえめに下りました。
無時下り終え2回目の坂に突入。
昨年はここでペースが落ちましたが今年はテンポよく登れました。
そしていよいよ最難関のジャイアントウォールです。
昨年は雨上がりでドロドロだったんで滑って悪戦苦闘しましたが今年は乾いていたので登りやすかったです。
とは言え登り切ったら生まれたての小鹿のように足がフラフラでした(笑
2回目の下りはよだれ垂らしながらゾンビ走り。
そして1kmで標高差300mほど登る最後のながーい登り。
前半は太ももを押し込みながらの早歩き。
後半はゴールゲートやギャラリーも見えてくるので気合を入れ「歩きと走り」を交互に繰り返しラストスパート!!
酸欠で頭が真っ白になるくらい追い込いこみフラフラになりながらゴールゲートに飛び込みました!!
ゴール後しばらくの間動けないほど苦しいけど達成率も半端ないのでバーティカルって病みつきになるんですよね(笑
まとめ
今回は狙っていたタイム通りだったし内容もまずまずでした。
しかしライバルや目標とする方々との力の差を痛感した大会でもありました。
トレーニング内容、質、量を見直し来シーズンに向けて更なるレベルアップをすべく頑張ります。