「ショートレビュー」ガーミンフェニックス5サファイア 「トレッドミル編」
ガーミンフェニックス5のトレッドミルモードの精度はどの程度なのか試したレビューが、まだだったのでご紹介します。
ガーミンフェニックス5でGPSの信号をキャッチ出来ない屋内トレーニングを行う場合にはトレッドミルモードや屋内トラックモードを利用する事により内蔵の加速度センサーを用いてピッチを測定し、距離に換算してくれます。
マニュアルより引用
屋内でのトラック走や、トレッドミルやフィットネスバイクを使用したトレーニングを行う場合には、GPSを利用しない屋内アクティビティを選択します。屋内ランニングアクティビティでの距離やペース/スピード、ピッチなどのデータは、デバイスに内蔵の加速度計で計測されます。
加速度計は自己校正します。屋外でGPS を利用したランまたは ウォークのアクティビティを数回行うと、加速度計の計測データ 精度が向上します。
デバイスを装着した手でトレッドミルの手すりをつかむなどして固定した状態で走った場合、加速度計によるデータ計測の精度が低くなります。屋内ランでより正確なデータを計測するには、別売のフットポッドを使用してください。
先日、自宅トレッドミルで10kmを走った時の結果です。
ガーミンフェニックスでの計測結果は9.8kmでしたので、だいたい200mの誤差です。
購入直後の時は400m位の誤差だったのでマニュアルにも書いてある通りGPSの使える屋外で何度か走ると加速度センサーの精度は向上するようです。
ここで考えなくてはいけないのがトレッドミルにも誤差があると言うことです。
モーターの劣化やベルトの伸びなどでトレッドミル自体にも誤差が生じます。
現に僕が愛用しているイグニオのトレッドミルは購入して3年目になりますがベルトが少し伸びてきたのが原因なのかスピードと距離が一致しません。
例えばキロ4分ペースで1km走ればタイムは4分になるはずなのに4分10秒になったりします。
両方に誤差がありますが、トレッドミルよりガーミンフェニックスの方が誤差が大きいと仮定して話を進めます。
先ほどの10km走の際にガーミンフェニックスで計測したピッチと歩幅のスクリーンショットです。
ガーミンフェニックス単体では歩幅のデーターは取れませんがGセンサー内蔵の心拍計を装着して走ると歩幅データーも計測出来ます。
やはり手首に装着している加速度センサーで正確にピッチを計測するのは無理な話しなワケで、走りながら水分補給をしたりタオルで汗を拭いたりします。常時リズムカルに腕振りをしていないのが誤差の要因にもなります。
当然、シューズに装着するフットポッドを使えばかなり正確に計測出来ますがトレッドミルだけのために購入するのは、ちょっと躊躇してしまいます。
まとめ
GPSが使えないトレッドミルで正確に計測するにはフットポッドを利用した方がいいですが、そこまで厳密に計測出来なくてもいいという方はガーミンフェニックスかトレッドミルのどちらかを基準にすれば良いでしょう。
たかが数百メートル、されど数百メートルですが(笑
今回紹介した商品