「11ヶ月使ってみた商品レビュー」イグニオ電動ランニングマシン・トレッドミル「R16S」
2016年12月にイグニオ電動ランニングマシン・トレッドミル「R16S」を購入し11か月使ってみた感想などをまとめてみました。
僕の住んでいる富山では12月から3月くらいまで積雪の為に陸上競技場やロードでの練習がほとんど出来ない日々が続きます。
そのためランナーの皆さんはジムのトレッドミルを利用したり体育館や屋内トラック、トンネルなどを利用して練習してます。
日中や夕方以降に練習する人は色々選択肢があっていいけど朝ラン派の僕としては早朝だと雪中ランかトンネルに行くしかなく不自由な思いをしてきました。
そこで自宅でいつでも練習できるようにと昨年の12月に家庭用のトレッドミルを購入しました。
購入したのはアルペンが出してるイグニオ電動ランニングマシン・トレッドミル「R16S」というやつです。
アルペン楽天市場店の商品説明ページがとても分かりやすいので、とりあえずコレ見とけば間違いないだろうレベル。
写真や動画を沢山使っていて実物を見なくても大体分かってしまうくらいよく出来ていて関心します。
ここでは商品説明ページに記載されてない点を中心に書いてみたので購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
R16Sの選定理由
家庭用のトレッドミルを購入するための選定条件は次の4つでした。
1実機を試せる
2連続使用時間が1時間以上
3キロ4kmペース以上のスピードが出る
4アフターフォローがしっかりしている
R16Sはこの4つの条件をクリアしてたの購入を決定しました。
1番目の「実機を試せる」これは婦中町にあるファボーレ富山の隣にあるスポーツデポ(アルペングループ)に展示してあったので店員さんにお願いして実際に使わせて貰いました。
2番目の「連続使用時間が1時間以上」これは120分(2時間)まで大丈夫なのでクリアー
3番目の「キロ4kmペース以上のスピードが出る」これは時速16km(キロ3分45秒ペース)なのでクリアー
4番目の「アフターフォローがしっかりしている」これは1年保証なので安心です。我が家のR16Sは今のところ、どこも故障せずに使えてます。
組み立て
最初、スポーツデポの実店舗で購入も考えたんですが在庫切れだったのと楽天ポイントが欲しかったのもあって楽天のアルペン市場店で予約しました。
予約して数日後にアルペンの発送センターから電話があり配達日を決めました。この商品は注文後に配送センターと打ち合わせをして配送してもらうシステムです。
3240円の追加料金を払えば設置する部屋まで運んでくれて組み立てもやって貰えますが今回は玄関からすぐ近くの部屋に設置する事にしてたので自分でやりました。
60kg以上の重量物だけあってしっかりと梱包してあります。
組み立てはとても簡単でマニュアルを見なくても出来てしまうレベル。
楽天の商品説明ページに大人2人で5分で組み立てられると書いてあったけど小学生の娘と2人で5分で出来ました!
折りたたんであるパネル部分を起こして付属のネジで固定するだけです。
別売の専用マットはあった方がいいと思います。
厚みもあるので床を傷つけることもないしショック吸収効果や消音効果もあります。
特徴など
見ての通りジムにある大型のトレッドミルと違いコンパクトなんで場所も取らないし特筆すべきは簡単に直立させることができる点です。
エアーダンパー式なので立てるのも倒すのも楽にできます。
傾斜調整
傾斜調整は0°、1.5°、3.0°の3段階。
角度を勾配(%)に変換すると次のようになります。
1.5° ⇒ 2.6%
3.0° ⇒ 5.2%
手動式なので台を持ち上げアームの角度を変えて角度を調整。
これが結構面倒くさい上に1.5°、3.0°って...
こんな微妙な角度は坂練習をしたい僕にとって全然物足りない。
せめて5°くらいまで対応して欲しかった。
とは言っても3.0°(5.2%)でもかなりいい練習になります。
ベルトのサイズ
ベルトの長さは113cmで幅が40cmです。
ジムのトレッドミルに慣れているので正直なところ、もっと長くて幅が広い方が走りやすいけど慣れると問題なく走れるレベル。
サイズが大きくなれば大きなモーターが必要になり重量がさらに重くなり価格も高くなる。
家庭用だとこのサイズになってしまうんでしょうね。
パネルとハンドル周り
パネルはバックライト付きで視覚性は悪くないです。
ほとんど使ってないけど6種類のモードが用意されています。
これも邪魔なんで使ってませんがマグネット式の安全装置付きです。
赤い部分がマグネットになっていて本体から外れると緊急停止する仕組みです。
パネルにもボタンがありますが左ハンドルにスタート・ストップボタン、右ハンドルにスピード+-ボタンが付いてます。
左右のハンドルに内蔵されている電極部分を握ると心拍数を計測できますが、かなりアバウトなんで目安程度にしかなりません。
静寂性
モーター音や走行音はジムの大型トレッドミルほどじゃないにしても、そこそこの音が出るので早朝や深夜は家族の迷惑になるので止めたほうがいいでしょう。僕は気にせずに早朝から走ってますが(笑
衝撃吸収力
楽天の商品説明ページではラバークッションを利用したショックアブソービングシステムを採用してるので衝撃吸収力がいいと強調してますが普通です。特別ふわふわしてるとかじゃなくてジムにあるトレッドミルとフィーリングは変わらない感じです。
やらない方がいいこと
ジムのトレッドミルみたいに急こう配にして坂ランをやりたかったので枕木の上に置いて傾斜をつけて走ってみました。
2馬力もあるモーターなんで大丈夫だと思ったら負荷にモーターが負けそうな感じなのでやめました。
おそらくモーターが故障するかベルトが伸びてしまうのがオチでしょう。
自宅で使えるメリット
いつでも好きな時に走れる
好きな音楽を聞いたりテレビを見ながら走れる
天候に左右されない
これを買って元が取れるとか考えたらダメです!
多分元は取れません(笑
これがあるだけでモチベーションアップに繋がりますから。
まとめ
基本性能がしっかりしていて耐久性もあり安心して使える名品だと思います。
11ヶ月経った今でもノントラブルで動いていますからね。
2018年12月22日追記
2年間使ってますが故障やガタもなく調子よく使ってます。
他のメーカーの物を購入したけど、すぐに壊れたと言う話も聞きますのでイグニオにして良かったと思います。
現在、R16Sがなくなって新モデルに切り替わっていますが基本性能はほとんど変わってないみたいですね。