乳酸閾値比較「ガーミンフェニックス5の測定値とVDOTと実測値」
先日、富山県総合体育センターに行って最大酸素摂取量(VO2max)の測定した結果を基に乳酸閾値を判定しました。
測定の様子や結果はこちらをご覧下さい。
富山県総合体育センターで最大酸素摂取量(VO2max)の測定をしてきた「測定編」 - しげちゃんのアクティブライフ2ndステージ
富山県総合体育センターで最大酸素摂取量(VO2max)の測定をしてきた「結果編」 - しげちゃんのアクティブライフ2ndステージ
今回はガーミンフェニックス5の測定値、VDOTと実測値の比較がテーマなので乳酸閾値についての解説は割愛しますが下の動画を見て貰えればだいたい分かると思うので興味のある方はどうぞ。
今回の測定値を基に作成したグラフです。
「結果編」の記事でも書きましたが今回の測定でかなり低い強度で乳酸閾値に達する事が判明しましたので、とりあえずはVO2max 47.9ml/kg・分の88%で換算した下記の強度を乳酸閾値強度として採用する事にしました。
実測値の乳酸閾値強度
心拍数 146bpm前後
ペース 4:50/km前後
ガーミンフェニックス5の乳酸閾値強度
ガーミンフェニックス5では別売りのハートレートセンサーを使用すると乳酸閾値を計測することができます。
ガーミンフェニックス5で測定した乳酸閾値強度は次の通りです。
心拍数 152bpm
ペース 4:21/km
VDOTの乳酸閾値強度
現在のVDOT45.8の乳酸閾値強度は次の通りです。
ペース 4:34/km
ダニエルズのランニングフォーミュラでは、次の様に書いてあります。
乳酸閾値強度は、言わば快適なきつさである。確かに、比較的速く走ってはいるが、そここその時間(練習なら20〜30分間)維持出来る、というペースだ。レースなら、休養をとってピーキングすれば60分間は維持出来る。
きつさで表現すると
実測値から判定した強度は楽
ガーミンフェニックス5の測定値はかなりきつい
VDOTの強度はややきつい
快適なきつさって言うのは良くわかりませんが練習で20〜30分間維持出来るペースならVDOTの強度です。
まとめ
この結果も個人差があるのでなんとも言えませんが、体感的にはVDOTの強度が一番しっくりする感じです。
平地でのトレーニングではペース管理が出来ますが山やトレイルの場合は一定ペースで走れないので心拍数で強度を管理すれば良いと思います。