富山県総合体育センターで最大酸素摂取量(VO2max)の測定をしてきた「測定編」
先日、富山県総合体育センターにて最大酸素摂取量(VO2max)などの測定をしてきました。
富山県総合体育センターでは呼吸循環器系機能測定を実施しており、最大酸素摂取量(VO2max)、運動の効率、乳酸閾値などを測定する事が出来ます。
この測定は今回で3回目の測定になります。
1回目は20年位前に自転車エルゴメーターで行いました。その頃は自転車競技をやっていたので。
2回目が7年前でトレッドミルで計測してます。
ちなみに測定を希望する方は予約制なのでホームページに書いてあるメールか電話で問い合わせて下さい。
受付
受付では同意書や問診票を記入して測定費用の1050円を支払いました。
県の施設ならではの超格安料金!!
やればやるほど赤字になるそうです(笑
測定ではスポーツドクターの立会いの元、5名ほどのスタッフで行いますから当然でしょうね。
身体測定
受付後は別室に移動して身体測定を行います。
血圧や座高、身長、体重、皮下脂肪の厚さ測定と行い、心電図の計測で終了です。
ここまでで異常がなければ測定準備に取り掛かります。
測定開始
いよいよ測定開始です。
測定方法は徐々に負荷を上げながら運動し、運動時の呼気を分析して、最大酸素摂取量(VO2max)、運動の効率、乳酸閾値などを求めます。
最初はウォーミングアップからですが、まずは安静時の乳酸値を測定するために指先に針を刺して血液を出し、乳酸値を測定する装置で血液中の乳酸値を求めます。
数分間のウォーミングアップが終わると測定開始です。
3分走って1分休憩が1セットで、トレッドミルのスピードを徐々に上げていき、もうダメってとこまで続けます。
最初の1セット目は150m/分からスタートしました。
これは各自の走力から判断して決めます。
時速に換算すると9km/時でペースだと6分40秒/km
これなら早歩き程度なので楽勝です。
休憩時に指先の血液から乳酸値を測定します。
休憩時に苦しさを伝えるためボードに書いてあるのを指さして伝えます。これはマスクをしているため声が聞こえにくいためです。
非常に楽から始まって非常にきついまで段階的に書いてあります。
このような測定機器で計測します。
今回は150m/分からスタートして180、210、240、270と徐々にスピードを上げていきました。
2セット目:180m/分です。
時速に換算すると10.8km/時でペースだと5分33秒/km
このスピードはいつものジョグペースなので気持ちよく走れます。
3セット目:210m/分です。
時速に換算すると12.6km/時でペースだと4分46秒/km
このスピードはちょっときついですが、まだまだ余裕があります。
4セット目:240m/分です。
時速に換算すると14.4km/時でペースだと4分10秒/km
このスピードは5000mのレースペースより少し速いのでかなりきついですが3分間走り切る事が出来ました。
5セット目:270m/分です。
時速に換算すると16.2km/時でペースだと3分42秒/km
最近の1000mのタイムが3分50秒くらいなので、このスピードで3分間走るのは厳しいけど気合いで乗り切ってやると意気込んでスタートしました。
あまりにもきつくて凄く時間の経つのが長く感じます。スタッフの方にあと1分と言われ「えー!もうギリギリなのに後1分もムリムリ!!」
ヘタレなので手を上げてギブアップを表明しトレッドミルを止めてもらいました。
さて結果はどうだったのでしょうか。
次回の記事で結果を発表したいと思います。